本設計では、1960 年ごろから急激に増加し続けている高齢化に伴い、日本で起きている問題に対して設計を行います。
例として認知症増加、引きこもりなど心の健康が保たれない高齢者が多い事があげられます。
これらは独居高齢者の増加、年金支給額減少、日々の楽しみがないといった、ふさぎ込むような日々の暮らし方に原因があると言えます。解決策としてシルバー人材として働き楽しみながら暮らす方法がありますが、職種の選択肢が少ないことや、仕事内容が工場での単純作業やトイレ清掃など過酷で楽しみのないものとなり、生きがいには繋がらないものが多いことが分かりました。
お年寄りがシェアハウスという形で駐在し、外国人観光客が訪れ、ホームステイ先のような感覚で泊まることができる宿泊施設と文化体験ができる場を設け、新しいシルバー人材の第二の人生の選択肢として先駆けとなる複合施設を提案します。