現在、インバンド需要の高まりなどをうけより多様で 付加価値の高い旅の新たなニーズが生まれています。一方、少子高齢化などを背景に経済が停滞しつつある地方都市は少なくありません。
観光産業のニーズを建築の力で地方の課題解決につなげられないか。
そこで今回注目したのが大山です。丹沢山地に属する大山は神奈川県の県央部伊勢原市に位置します。大山ですが、現在大きな問題を抱えています。それは収益性の低さです。お金を落としてもらえず、設備投資が進まない悪循環に陥ってしまっています。
そこで今回、大山の魅力を存分に満喫できる新たな過ごし方を提案する施設をつくり大山を「いきたい」場所から「居たい」場所にシフトチェンジすることで課題を解決することを制作の主旨と致しました。