「夕焼けだんだん」 建築インテリア工学科1年 内野裕紀 川田廉士  

設計条件_ 実際にある東京都台東区谷中の敷地に、住宅+小商いスペースを計画する。あらかじめ設定した家族のスト ーリー、小商いの内容をもとにした計画とする。各自は設計者として、家族のストーリーをもとに、周辺環境 と関連付けた提案が求められる。家族・来訪者だけでなく地域住人(例:こどもたち)、このまちへ訪れた人 々が共有できる空間(内外)のアイディアが求められる。【設計主旨】 計画地から近い谷中銀座は地域の賑わいの中心であり、奥に伸びる「だんだん(階段)」が特徴的である。私たちはその地形の特徴が街に賑わいを与えていると考えた。 本計画でもこの「だんだん」を随所に取り入れて地域と建物に賑わいを作り出すことをテーマとした。  2棟の建物に挟まれたオープンな外部空間は2つの店舗内部と段で繋がり、裏の公園へと続く動線を形成している。段によるゾーンの分割は間仕切りを不要とし、空間に適度なまとまりと一体感を与えている。

夕焼けだんだん

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