2020年04月01日

建築科 1年2組 D.O.

この課題は、2年生への進級課題です。昼間は仕事、夜は登校し勉強する。週末に課題作成するつもりでも土曜日も授業。すき間時間を見つけて制作に励む、充実した日々を過ごしたと感じます。

計画敷地は、都心から少し離れた伊豆半島の某所。南側に海を面した道路と海のあいだの自然豊かな山の傾斜地。5人家族の住宅を計画した。
敷地に生えている木や地形を考慮しながら外部空間を取り入れ、海や自然との繋がりを意識し階段を配置した。各部屋から海が見えるよう調整。中央1本の階段が各部屋をつなぎ、降りるほどにプライベートからパブリックな空間へ、非日常へと展開されていく。また、バルコニーを中心にリビングや祖父の趣味の展示ルーム、作業部屋を配置した。

水盤には1年を通して温度の変わらない山の湧き水を利用。夏、この水盤を通った涼しい風が建物全体に通り抜ける。
中央にあるバルコニーは、リビングにいる人とコミュニケーションをとりながら作業をする事ができる。また、1人で集中したい時には上の作業部屋へ上がり、創作活動に励むこともできる。

-Exhibition(展示ルーム)-
ここは気分転換にコレクションの絵画や作品を楽しむ事ができる展示ルーム。作品を見ながら創作活動も出来るよう広めに計画した。

手前にあるリビングでは海を一望でき、さらに、水盤の上を浮くようにしたので非日常を味わう事ができる。傾斜地に沿って低く配置されている為、日中は木漏れ日が降り注ぐ。

ギャラリー

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