2019年11月13日
エクステリアデザインの授業では、建物の外部空間のデザインを、事例の調査・見学を通して習得し、具体的な計画案を作成するところまで行います。建築インテリア工学科3年生は、「旧古河庭園」「日比谷公園ガーデニングショー2019」「浜離宮恩賜庭園」での調査・見学を実施しました。
「旧古河庭園」には、鹿鳴館、ニコライ堂、旧岩崎邸庭園洋館などを手がけたジョサイア・コンドルが設計した「石造りの洋館」や「洋風庭園」、小川治兵衛の手がけた「日本庭園」などがあり、国の名勝に指定されています。
「日比谷公園ガーデニングショー」は、日比谷公園から「花と緑・環境」のメッセージを世界に発信するとともに、これからの都市における「花と緑のライフスタイル」を提案することを目的に開催され、期間中実施されているガーデニングコンテストを調査・見学を実施しました。また、隣接する、ラファエル・ヴィニオリの設計による「東京国際フォラーム」、辰野金吾の設計による「東京駅」を、調査・見学を実施しました。
「浜離宮恩賜庭園」へは浅草から水上バスを利用しました。「浜離宮恩賜庭園」は、潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。潮入の池とは、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式であり、国の特別名勝及び特別史跡に指定されています。