エクステリアデザインの授業では、建物外部のデザインを、教室での授業だけでなく、校外事例の見学・調査を通して習得し、具体的な計画案の作成まで行います。
建築インテリア工学科3年生は、3回の校外授業で『旧古河庭園』『浜離宮恩賜庭園』『日比谷公園ガーデニングショー2022』に伺いました。
校外学習1回目では『旧古河庭園』を訪問。
天然スレート葺き、石材の産地として知られる真鶴産の新小松石を外壁に利用している『石造りの洋館』（ジョサイア・コンドル設計）では、普段、目にすることができない素材に触れ、洋風・和風双方の庭園を体感しました。
校外学習2回目では、両国から水上バスで移動し『浜離宮恩賜庭園』へ。
水上から見る街の景観は新鮮で、新旧入り混じった街並みは東京のダイナミズムを感じさせます。徳川将軍家の庭園越しに林立する超高層建築も不思議な非日常でした。
校外学習3回目は、3年振りに日比谷公園で開催された『日比谷公園ガーデニングショー』に足を運びました。
日本初の『西洋風』公園である日比谷公園で、創意工夫を凝らしたガーデンコンテスト作品を拝見し、その後、『東京国際フォラーム』（ラファエル・ヴィニオリ設計）、『東京駅』（辰野金吾設計）などを見学し、ごく一部ではありますが東京の街並みと建築を堪能しました。
3回の校外学習の中で、受入れ・ご対応を頂いた施設・会場の皆様に、感謝申し上げます。
これらは、それぞれの卒業設計のエクステリアデザインに役立てていく予定です。（写真撮影時のみ、マスクを外しました。）
