エクステリアデザインの授業では、建物の外部空間のデザインを、事例の調査・見学を通して習得し、具体的な計画案を作成するところまで行います。建築インテリア工学科3年生は、「旧古河庭園」「浜離宮恩賜庭園」「自由学園」での調査・見学を実施しました。

「旧古河庭園」には、鹿鳴館、ニコライ堂、旧岩崎邸庭園洋館などを手がけたジョサイア・コンドルが設計した「石造りの洋館」や「洋風庭園」、小川治兵衛の手がけた「日本庭園」などがあり、国の名勝に指定されています。

「浜離宮恩賜庭園」へは浅草から水上バスを利用しました。「浜離宮恩賜庭園」は、潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。潮入の池とは、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式であり、国の特別名勝及び特別史跡に指定されています。

「自由学園」は、落水荘、グッゲンハイム美術館、旧帝国ホテルなどを手がけたフランク・ロイド・ライトが日本において設計した貴重な建物の一つです。

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