11月15日、現在、国立新美術館にて開催中の展覧会「安藤忠雄展-挑戦-」へ、校外学習の一環として、建築学部生および学部教員全員で訪ねました。
稀代の建築家・安藤忠雄氏、その半世紀に及ぶ挑戦の軌跡や未来への展望について、本人によるギャラリートーク、模型やスケッチ・ドローイングなど総計200点余りの設計資料、によって構成・展示されていました。
まず初めに、今回の目的の1つである、安藤忠雄さんのギャラリートークに全員で参加しました。これまでいかに生きて、いかに創り、今またどこに向かおうとしているのか、などのお話は大変興味深く、何よりも、その飽くなき挑戦や情熱に感銘を受けました。時折、青山製図専門学校生に向けて直々に話しかけて下さり、自ら考え、学び、継続していく事の大切さについて、激励メッセージも頂くことができました。
トーク終了後は、各自に分かれて自由に展示会場を回りました。多数の展示作品の中、安藤忠雄さんの原点である住宅作品展示、直島での一連のプロジェクト展示、そして、代表作「光の教会」の原寸大による野外展示場はまさに圧巻でした。
今回の展覧会見学を通じて、あらためて、安藤忠雄さんの人間力、建築のすばらしさや可能性について触れることができました。この感動を、毎日の学校生活に活かし、私たちも、自分自身へ“挑戦”をしていきたい、そう思うことができました。