今回は金曜日の午後、東京国立近代美術館で開催中の「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」を見学してきました。
2016年の秋からローマ、ロンドンを巡回してきた展覧会ですが、7月19日より東京で開催されました。日本の建築家56組による75件の住宅作品を、膨大な模型や図面、写真、映像などを通して紹介されているもので、日本の近現代の住宅の変遷を大いに知ることができます。
また、単なる時系列ではなく、テーマごとの展示になっているので、「日本の家」の特徴を新たな視点から学ぶこともでき、とても興味深い展示となっていました。
更には、日本の伝統と西洋的モダニズムをミックスさせた《斎藤助教授の家》(清家清、1952)が実物大の展示や住宅のクライアントのインタビュー映像と合わせて、ゆっくりじっくりと見学することができました。