2017年06月30日

プレ研ではここ数年、春休み期間中の3月に普段はなかなか行けない場所へ足を延ばして、建築見学旅行を行っています。
宿泊先の予約や巡るルート選定は学生が主体となって行います。そして、普段とは違う環境で学生の新たな一面も垣間見られ、より深いコミュニケーションのきっかけにもなります。
これまでは、九州、金沢、台湾などへも行きました。
有名無名の建築見学やさまざまな街をそぞろ歩き。ほんの数日、寝食を共にすることで生まれる新たな発見や交流。そんな目には見えない貴重な体験の機会として、この旅行の意義は大きいと思っています。

そして、今回は「瀬戸内」へ。

初日は岡山駅に集合して岡山市内を散策。
岡山大学内のJUNKO FUKUTAKE HALL(SANAA)、岡山県庁舎(前川國男)、天神山文化プラザ(前川國男)、岡山県立美術館(岡田新一)、岡山市立オリエント美術館(岡田新一)、後楽園などを見学。夜は宇野港まで移動し、ここで一泊。

2日目は宇野港から船で豊島へ。
レンタサイクルで島を巡り、豊島美術館(西沢立衛)、豊島横尾館(永山祐子)を見学。
その後、再び船に乗り直島へ。
港では草間彌生の「赤かぼちゃ」がお出迎えです。
この日は民家を一棟借りしての宿泊です。早速チェックインを済まし、またしても自転車を駆り地中美術館(安藤忠雄)へ。
その他にも、海の駅なおしま(SANAA)、直島パヴィリオン(藤本壮介)、直島町役場(石井和紘)、直島小学校(石井和紘)等々、盛沢山の建築巡りでした。
夕方、みんなで夕食の買い出し。夜は庭でバーベキューをしながら、建築のみならずいろんな語らいの中、直島での楽しい夜は更けていきました。

3日目は直島をさらに散策。
家プロジェクト、直島ホール(三分一博志)、ANDO MUSEUM(安藤忠雄)を足早に見学。
そして夕方、岡山駅まで戻り無事に解散となりました。

まさに建築三昧の瀬戸内旅行でしたが、まだまだ見足りないところも多く、何度でも来たいなと思わせてくれる魅力的なところでした。
船で巡る瀬戸内の島々は我々にとっては非日常の世界で、とても美しい風景とともに、多くの建築や街並みを体験できて刺激的な旅行となりました。

次は何を見ることが出来るでしょうか?来年の旅行も今から楽しみです。

ギャラリー

このページの先頭へ戻る