3年間の集大成である卒業制作は、グループで取り組みます。最初に、各グループで卒業制作テーマの検討・調査を行い、その結果を基に具体的な企画・立案を行います。最終的には、設計図面や模型を作成し、プレゼンテーションボードにまとめ、プレゼンテーションを行います。
「Port Barge」(安彦翔平、鈴木純平)は、横浜駅の再開発や利用状況についての調査・分析を行うところからスタートしました。利用者の中で、国内外の観光客のほとんどは、横浜駅を経由し「みなとみらい地区」へ移動します。移動手段としては、電車・バス・タクシーが多く、シーバス・自転車・徒歩は現状あまり多く見られません。港町横浜のイメージを求め「みなとみらい地区」へ移動するのであれば、シーバスをもっと活用するべきであるが、現在の横浜駅は海側に開かれておらず、シーバス乗り場へのアクセスも良いとは言えない状況です。そのようなことから、本計画は、国内外の観光客がもっとも利用する電車・バス・タクシーのアクセスに直結した敷地を海上に想定し、かつて横浜港を賑わせた艀船をイメージした新たなシーバスターミナルの提案がされており、親水性も高く、港町横浜に相応しい計画となっています。

ギャラリー

   

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